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リコピンの話
神戸スイーツトマトは現在、農園併設の直売所に加えて
自動販売機・大丸様(神戸店・芦屋店・須磨店)にて販売中です。
キャッチコピーにもある “あまい幸せ”を、味だけでなく、鮮やかな色でも楽しんでいただければ
とっても嬉しいです!
ところで。
トマトといえば、この真っ赤な色でおなじみの野菜!
この鮮やかな赤色の正体は、「リコピン」と呼ばれる色素です。
トマトに興味がある方もない方も、一度は耳にしたことがある響きではないでしょうか?
このリコピンには、体に嬉しい作用がたくさん!
というわけで、今日はそのお話です。
リコピンの強み、ひとつめ。
それは、強力な抗酸化作用!
そもそも、体の酸化とはどんな現象を指すかというと。
人間の活動に伴って体内で発生する、「活性酸素」という物質のはたらきによって
肌荒れやガン、生活習慣病など、あまり好ましくない現象が起こることをいいます。
活性酸素そのものは、決して悪い存在ではありません。
体の免疫機能を強化したり、細胞間の情報伝達を担ったりと、大事な役割をもった存在です。
しかし、それが増えすぎると、体にとっては逆に害になってしまうのです。
トマトに多く含まれるリコピンには、酸化作用の抑制効果、つまり
増えすぎた活性酸素を除去するはたらきがあります。
リコピンの摂取は、体がより健康でいるための手助けになるのです!
リコピンの強み、ふたつめ。
それは美肌作用!
肌が日差しを浴びると、肌の奥で「メラニン」という色素がつくられます。
これは本来、紫外線による刺激から肌を守るためのもの。いわば自然な防御反応です。
しかし、そのメラニンが多量に作られることで、日焼けして皮膚が黒くなったり
将来的にシミが残ったりする原因にもなります。
トマトが持つリコピンには、そのメラニンの生成を抑える作用があります。
若々しい肌を保つためには、リコピンを含むトマトを摂るのが効果的!ということです。
以上、リコピンのお話でした。
必要なものでも、ありすぎると困る。
何でもやりすぎは禁物、ということでしょうか。
もちろんトマトだって、あんまり食べ過ぎるのもよくありません。
トマトには水分が多く含まれていて、生のまま多量に食べると体を冷やしてしまいます。
また、皮は実(中身)と比べて消化されにくいため、皮がついたままの状態でたくさん食べると
消化不良の原因になってしまうこともあります。
個人差などの条件はありますが、摂取量の目安は、ミニトマトサイズだと1日10-15粒といわれています。
…とはいっても、好きなものならたくさん食べたくなっちゃいますよね。
バランスの良い食事を規則正しく摂ること。これが鉄則ですね。
……そのうえで、神戸スイーツトマトが皆さまの食卓に並べば、とっても嬉しいです!
あまい幸せ、ぎゅっと。